| 平成18年1月28日朝日新聞 4面 政治総合より抜粋 | |||
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| 日歯会長選挙、出直しのはずが・・・ 「みそぎ済み」ム−ド |
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| 日本歯科医師会(日歯、井堂孝純会長、会員約6万5千人)の「出直し会長選」が進行中だ。 一連の日歯・日歯連事件・を受けた組織改革後、初の選挙で、現会長ら3氏が争つ。新会長は31日に決まるが、事件についてはすでに「過去のもの」とのムードが支配的で、主要な争点にはなっていない。信頼回復につながるかどうかは不透明だ。 日歯幹部は、今回の会長選を「改革の目玉の一つ」とし、「新生日歯」の出発点と位置づける。 一連の事件では、臼田貞夫前会長=業務上横領罪などで有罪確定=らが政治献金に見せかけて、日歯の政治団体である日本歯科医師連盟(日歯連)に金を還流、この中から3千万円を横領し会長選挙で現金を配っていたことなどが発覚。弁護士、患者団体代表らで構成された「改革検討委員会」の提言を受け、今回は従来の代議員140人に加え、全国の会員約500人の郵送での投票を採り入れた。 立候補しているのは井堂会長(64)のほか、大久保満男日歯連会長(63)、西岡忠文香川県歯科医師会元会長(67)。各地での演説会やマニフェスト配布で政策を訴えている。 井堂氏は臼田執行部の副会長」大久保氏は理事で、ともに前会長を支える立場だった。両氏は会計面などで不透明だった日歯と日歯連の関係を明確に分けるなどした「改革の実積」を強調するが、主に訴えるのは「歯科経営の安定化」。西岡氏の「買収選挙や政治献金の真相究明を」との主張はかき消されがちだ。 一方で、新たに投票する500人の選び方は各都道府県でばらばら。公募した地域もあれば、大学同窓会の会員数で割り振った地域もある。同窓会が特定候補を支援する文書を配る動きもあり「相変わらずの学閥選挙」との声も漏れる。 こんな選挙戦に周囲からは「大事件だったのに、みそぎが済んだかのような選挙で無責任だ」(厚労省幹部)との冷ややかな見方も出ている。 |
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| 朝日新聞そのまま |